栄養療法

リウマチに牛乳やヨーグルトは危険!?

どうも、なおとです!

今回は、カゼインについてお話しします。

カゼインとは乳製品で、水に溶けないタンパク質と言われています。

リウマチの方は、カゼインを気をつけてほしいです!

なぜか?

乳製品というと牛乳、ヨーグルト、チーズ、アイスクリームとかですよね。

これら乳製品の何が悪いかというと

マグネシウムの含有量が少ない

のが欠点です。

リウマチの方は、関節の炎症により身体の代謝が忙しいです。

代謝は?というと古いものから新しいものへと作り変えること。

リウマチの方は、関節の滑膜という組織が炎症を起こしているので、壊されては作りを繰り返しています。

その代謝に必要なのがマグネシウムです。

このマグネシウムとカゼインは関係があります。

比率が悪い

カルシウムが多いのは良いのですが、比べてマグネシウムの含有量が少ないんです。

先ほどもお伝えしたようにリウマチの方はマグネシウムが不足しやすいので、マグネシウムを意識しないといけないのです。

マグネシウムが豊富な食品はというと「海の食べ物」ですね。ワカメとかアオサとか。

そういった海の食べ物を全然取らずに、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品が多ければどんどんマグネシウムは不足します。

カルシウムとマグネシウムの理想の比率は2:1とされていますが、乳製品の摂取が多い人はカルシウムが圧倒的に多くなりがちです。

じゃあ、牛乳やヨーグルトなどの比率はというと

カルシウム マグネシウム 比率
牛乳 110 10 11:1
ヨーグルト 120 12 10:1
チーズ 630 19 31:1

比率悪いですね..

なので、マグネシウムが多い食品と一緒に摂りましょう!ということ。

例えば、朝食でチーズのせトーストパン、ヨーグルト、飲み物は牛乳とかの組み合わせは、最悪ですw

これらにマグネシウムを加えるとなると

牛乳はココアと一緒に飲んだり、マグネシウム豊富な「にがり」を足しても良いかな。あとはヨーグルトはきな粉とかナッツ系。チーズなら海苔とかアオサが合うかなと。

カゼインを完全に否定しているわけではなく、マグネシウムの比率が悪いのでマグネシウムも倍以上意識しましょうということです。

乳糖不耐性

牛乳を飲んでお腹がゴロゴロした経験ないですか?

これは牛乳に含まれる乳糖をうまく吸収できない状態です。

乳糖は簡単にいうと糖なので甘みと思ってもらえればOK。

乳糖は体内で乳糖分解酵素と呼ばれるもので分解され、吸収されます。この乳糖分解酵素の働きが良いのは赤ちゃんのとき。

赤ちゃんの時は母乳を飲むのでよく働きます。ただ卒乳するときには、だんだん働きが低下しご飯(デンプン)を分解するデンプン分解酵素の働きが強まってきます。

このように乳糖をうまく分解できない状態を乳糖不耐性と呼ばれます。

乳糖をうまく分解できないと大腸の腸内細菌によってガスが発生します。そうすると、その刺激で腸が過剰に収縮して下痢やお腹が痛くなるというわけですね。

乳糖を分解できないのでどうしても飲みたい場合は、分解すれば良いので温めれば良いですが、無理して飲むものではないかなと。

これらのようにカゼインを多く含んだ食品を日頃食べていたりする場合はマグネシウムを多く含む食品をより意識するか身体に合わない場合は控える方が良いかもしれませんね。

 

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