こんにちは、ナオトです。
リウマチになると定期的に検査をしたり医師から説明を受けます。
用語が知らないと情報が入ってこないので覚えておきましょう。
リウマチ用語 関節編
軟骨
軟骨はみなさんお分かりかと思いますが、骨の端を覆う柔らかな骨ですね。
役割としては、関節をスムーズに動かしてくれたり傷つけないようにしてくれてます。
関節包
膜のようなもので骨の端と端を包んでくれています。
その中は袋になっていて関節液または滑液が満たされて、この液体が栄養を供給したり関節を滑りやすくしてくれています。
滑膜
これがリウマチにとって重要です。
先ほど説明した関節包の内側に滑膜という薄い膜があります。
これがリウマチの本体です。
骨や軟骨に炎症が起こると思われがちですが、実際にはこの滑膜に炎症が起きて腫れます。
リウマチ用語 血液検査編
抗CCP抗体
まずこの抗体の意味を理解しましょう。
抗体とは、簡単にいうと細菌やウイルスと戦い体を守ってくれる物質です。
リウマチになるとこのCCPという抗原物質がたくさん出現します。
抗原物質=免疫反応を引き起こさせる物質
ですので初診時に一度検査し、結果が陽性かつ関節痛があれば高確率でリウマチと診断されます。
RF(リウマトイド因子)
こちらも身体を守ってくれる抗体です。
陽性であればリウマチの疑いがあると診断されます。
ただし、このRFは他の膠原病でも陽性になる可能性があります。
主には薬が効いているかどうかの判断材料になります。
CRP
体内で炎症、感染、組織障害などに異変が起こると肝臓から作られるタンパク質のことです。
正確には異変が起こって12〜24時間後に血液中にあらわれます。
リウマチだけでなく『風邪』などでも正常値より多くなります。
MMP−3(マトリックスメタロプロテアーゼ3)
関節の腫れがどれくらいかをあらわします。
数値が高いと先ほど説明した滑膜にはれが起こっていると考えられます。
白血球
免疫で中心的な働きをする細胞です。
男性と女性では正常値が違います。
男性は3500~9300個、女性は3800~11000個です。
リウマチになってすぐの場合は正常値の範囲にとどまることが多いですが、炎症が強くなると増加して1万個以上になります。逆に3500個以下になると薬の副作用か他の病気が考えられます。
血液検査は定期的にしますので、よく覚えておきましょうね。
医学用語は基本的に難しいですが噛み砕いて理解するとより自分の状態がわかりますよ。