こんにちは、ナオトです。
どの病気でも完治を目標にしていきますが、リウマチは寛解ということを目標に目指していきます。
意味合いが違いますので言葉の意味も含めて説明していきます。
寛解は症状がほとんどない状態
寛解は完治とは意味が違います。
寛解は、リウマチの症状がほとんどない状態で、このまま症状が出ないまま終わるか再度再発する状態であるということです。
要は可能性が0ではないということですね。
ですので、そのまま治療の継続や定期的な検診を続けていくことが望まれています。
リウマチになってすぐに寛解になる方もいれば数年かかって寛解になる方もいます。そのためにも最初からきちんとした治療を続けていくことが大切になります。
目指すはドラッグフリー寛解
寛解でも薬はやめられないの?という疑問があると思います。
実は、寛解の次に目指すのが”薬をやめる”というドラッグフリー寛解というものがあります。
薬をやめた状態でも寛解の状態が続けられていることです。当院にくる方でもいますが、ほとんどリウマチになる前と変わらないそうです。
注意点としては、独断で薬をやめないことです。独断でやめると再発する可能性があるのでそこは専門医と相談して進めていってください。
薬はやめても、リウマチ体操はやめないことはおすすめします。
リウマチ体操をすることで筋力の維持や関節可動域をより増やすことができますので続けるようにしましょう。
まずは今できることをしよう
寛解を最短で目指すには、今ある治療に専念していくことだけです。
特別なルートはありません。
・日常生活の見直し
・薬をきちんと服用する
・リウマチ体操をする
上記のようなポイントをきちんとすることです。
リウマチ症状は波がありますが、下がった時には精神的に不安になったり、何もやる気が怒らなくなってきます。
寛解になった人もその波を超えてきた人たちが多いです。そこはくじけず信じて頑張りましょう!