こんにちは、ナオトです。
リウマチの疑いがあって医療機関を受診するとき、正確な診断のためにしておきたいことがあります。
医療機関での問診の際に焦らないように整理しておきましょう。
1.朝のこわばり
リウマチで特に多いのが”朝のこわばり”です。
・いつ頃からあるのか
・目覚めてからどれくらいこわばりが続くのか
・どのくらいのこわばりや違和感があるのか
例)大体2週間前からで1時間程度続き、手指などが固まりゆっくりとしか動かない
大体の日付と目覚めてから回復するまでの時間をおよそでいいので把握しましょう。
次にこわばりの箇所がどこなのかです。足指にくる人もいれば、肩、肘、手首、手指など様々ですので確認しておきましょう。
2.関節の痛みやこわばり
・いつからか
・どこの関節か
・どれくらい痛みや違和感が続くのか
・動かさなくても痛いのか
・どの動作が痛みや動きにくさがあるのか
先ほどの朝のこわばりですが、こわばりが出ない人もいますので普段と違った違和感や痛みがあった日を思い出してみましょう。
リウマチは手指や足先が多いですが、当院にくる方でも長年膝が痛かったが実はリウマチだったという方もいますので普段の慢性痛などを伝えるのもいいでしょう。
痛みや動きにくさは、日常生活などに支障が出ているはずですのでどの時に支障が出るのかやこの動きは痛い!など自分の体で確認しておきましょう。
3.関節の腫れや熱感
リウマチは腫れや熱感が特徴的です。
腫れは左右差で比べるとわかりやすいですが、熱感は自覚しにくいです。
熱感の比べ方は、手の甲で比較してみてください。手や肘などは顔のほほやお腹などがわかりやすいです。
わからなければ、あまり熱感はないと思われますが心配なら伝えましょう。
4.家族歴・病歴
家族歴や病歴などをまとめておきましょう。
・家族にリウマチ・膠原病の人はいるか
・治療中の病気
・これまでにかかったことのある病気
家族のことはすぐに思い出せると思いますが、病歴などはすぐには出ないので整理しておくと良いです。
特に治療中の病気の際は、薬との併用などの問題がありますのでお薬手帳は忘れず持参しましょう。※基本必須です。
5.その他の症状
リウマチは、関節の痛みではなく日常的によくある症状もリウマチの可能性があります。
・疲労感やだるさ
・熱(微熱)
・食欲不振
などの症状があります。
これらは、一般的にもよくある症状なので気づかないことが多いですが、いつもと違う感じがあれば伝えましょう。
まとめ
きちんと整理できましたか?
最後におさらいです。
1. 朝のこわばり
2. 関節の痛みやこわばり
3. 関節の腫れや熱感
4. 家族歴や病歴
5. その他の症状
頭で覚えられなければメモなどに記入してしっかりと医師に伝えましょう。